セミナーサービス

2014年3月14日 大阪開催のご案内(終了しました)

輸出製品のための
リスクアセスメントと残留リスク対策
~各国の法規制とISO 12100:2010の関係性~

設計段階でのリスク対策は十分ですか?

  • 不十分なリスク評価による不適切な安全対策が、事故・災害の原因となります。
  • 設計段階でのリスクアセスメントにより、安全対策費用を最適化できます。

目的

近年、労働安全衛生に関連する法律が各国で強化され、2013 年2月13日には欧州委員会から「市場監視規則(Market Surveillance Regulation: MSR)」と呼ばれる新たな規則案が発表されました。これらの規制強化や監視強化により、製品への安全性適合要求が厳格化することが予想されます。
本セミナーの第1部では、CEマーキング制度において第三者認証を実施できる公認認証機関(Notified Body)からセーフティーエンジニアを招き、『ISO 12100:2010』におけるリスクアセスメントとリスク低減について解説します。
また、第2部では、リスクアセスメントで抽出した残留リスクに対して、より効果的なユーザーへのリスク伝達を目的とした「安全マニュアル」の編さん手法と、その効果について具体的に解説します。

参加者プレゼント

参加された方にはもれなく、グローバルな製品安全情報をまとめたテュフ ラインランド ジャパン株式会社発行の「SERVICE HANDBOOK」をプレゼント!

こんな方にオススメします

  • 自社製品で事故などは発生していないが、安全設計や国際規格への配慮が十分なのかが不安
  • マニュアルや警告ラベルなど残留リスク対策が不十分
  • リスクアセスメントが型どおりになっている
    この機会にぜひ、リスクアセスメントに関連する情報も収集されることをお勧めします。

参加者プレゼント

ISO 12100について

2010年に以下の3規格が統合され、『ISO 12100:2010 機械類の安全性-設計の一般原則-リスクアセスメント及びリスク低減(Safety of machinery -- General principles for design -- Risk assessment and risk reduction)』として発行されました。

  • ISO 12100-1 機械の安全性-基本概念、設計の一般原則-第1部:基本用語、方法論(Safety of machinery -- Basic concepts, general principles for design -- Part 1: Basic terminology, methodology)
  • ISO 12100-2 機械の安全性-基本概念、設計の一般原則-第2部:技術原則(Safety of machinery -- Basic concepts, general principles for design -- Part 2: Technical principles)
  • ISO 14121-1 機械類の安全性-リスクアセスメント-第2部:実践のガイド及び方法の例(Safety of machinery -- Risk assessment -- Part 2: Practical guidance and examples of methods)

この規格は、欧州地域に産業機械を上市(リリース)する際に遵守を求められる機械指令(2006/42/EC)の整合規格で、CEマーキングへの適合のためにも必要となります。また、欧州連合(EU)や欧州自由貿易連合(EFTA)に加盟していないトルコでも、2004年4月10日付でCEマーキングを導入しており、当該地域に輸出する製品には、リスクアセスメントの実施が義務付けられています。なお、近年はアジア地域でもISO規格をベースに各国で規格を制定する流れがあります。中国では2012年に『GB/T 15706-2012』が国家標準として制定され、日本でも『JIS B9700:2013』が2013年5月に発行されています。その他、韓国では顧客要求として、国内法で必要とされるKCマークだけでなく、CEマーキングへの適合を求められるといった事例もあります。
欧州以外の国や地域でも、『ISO 12100』をベースに標準化やリスクアセスメントの義務付けが進んでいることから、製品設計や商品開発に関わる業務に従事する方に有益なセミナーです。

内容

第1部

講師:テュフ ラインランド ジャパン株式会社 製品安全部 産業機器課 アドリヤン・フエンテス氏

ISO12100:2010に基づくリスクアセスメント
-必要性と実践-
講師:テュフ ラインランド ジャパン株式会社
製品安全部 産業機器課
アドリヤン・フエンテス氏

第2部

 講師:株式会社シーエフメディアジャパン 代表取締役社長 石井 満(いしい みつる)氏

安全マニュアルの作成とその効果
講師:株式会社シーエフメディアジャパン
代表取締役社長
石井 満(いしい みつる)氏

定員

50人(先着順:定員を超えた場合、その旨をご本人に連絡します)
※好評につき座席数を増やしました。

参加費

無料

会場と日時

大阪会場

開催日時:
2014年3月14日(金) [開場]13:30 /[開始]14:00 /[終了予定]16:30
会場:
グランフロント大阪 北館 Tower C 8階 ナレッジキャピタル C05(アクセスはこちら
大阪市北区大深町3-1

セミナーのお申し込み(大阪)

お申し込み時のお願い

  • セミナーの撮影、録音はご遠慮願います。
  • こちらからセミナーのパンフレットをダウンロードできます。
  • セミナーについてのご質問などは、こちらからお願いします。
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